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中村美亜:心に性別はあるのか?,の批判 

中村美亜:心に性別はあるのか?,の批判


付録D 治療的アプローチの臨床的結果の証拠 p107
http://www.wpath.org/documents/Standards%20of%20Care%20V7%20-%202011%20WPATH.pdf


SOC7付録D(前)http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-81.html
SOC7付録D(後)http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-82.html
SOC7付録D 文献 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-83.html


この文献と,中村美亜:心に性別はあるのか?,の文献を比べると,あまり古くて,内容が酷く,偏見が凄いのでびっくりします。従って結論もまったく間違えています。SOC7の考えでは,ホルモンと手術療法で充分GIDは幸福になれると言うものですし,中村さんは治癒にならない,幸福でない,と主張していました。2005年出版の本なのに,引用文献が古くて,間違って,偏見だらけのままです。。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4902122162/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392


本の引用
p21 中村さんの本では,最近の調査では,幸せと答えているTSもすべての面で幸せと感じていない。「SRS-オランダの141人のTS」Kuiper B,1988,
古い為か,質が悪い為に,SOC7で引用されなかったのです。どうして1988年の論文が最近の調査になるのですか?


更に本を引用すると,この論文から,TSの大半が,術後の心理的・身体的健康状態に訊かれた時は良好で幸福と答える,具体的な生活状況を訊くと深刻な問題が多い。パートナーの喪失や不遇,周囲の不理解,孤独感など。
2人術後TSが自殺した事を,強調しているが,その後の大規模コホートでも自殺が多く驚く事ではない。


p24,中村さんは,Rehman,1999の論文を引用して,上記の論文と同様の結果と書いている。
ところがSOC7の付録Dでは,「1996年以降行われたSOCに則って治療された患者に焦点を当てた研究が行われました。
Rehmanら(1999年)や,Krege(2001)らの研究は,典型的な一連の仕事です:これらの研究の患者は一人も手術を受けた事に後悔してませんでした,そして大部分は手術の形成外科的や機能的結果に満足していました。」とまるで違う記載です。よっぽど中村さんは,ひねくれた偏見に満ちた引用と解釈をしています。


その論文を,手術数が著増して,技術が進歩しているにも関わらず,患者は,治療中,手術後,経済的,情緒的問題に対処していかなければならない。
手術した事を後悔する者がいなかったが,女性として成功していく事の困難さに直面して,大きく落胆する人がいる,と論評してます。


p39 中村さんの今後の指針
1.SRSは治癒でない。術後TSの中に未解決心理的問題を抱えている。
2.ジェンダー・アイデンティティはあいまいでありうるし,発達しうる。
3.GIDは包括的なカテゴリーでSRSを望まない人も含まれる。GIDの脱病気化はますます重大な問題である。


私の結論:中村さんの本は,時代遅れで,偏見があり,誤った情報を与える。
もし,彼女の言うように,治療で後悔したり,落胆する人が多いなら,ホルモン療法や,手術の希望者が減る筈ではないでしょうか。
現実には,児童のGIDや,高齢のGIDなど,すそ野が広がっているのです。


実は中村さんの本は,講演を数年前に聞いた時から腹を立てていました。SOC7の付録Dを読んだ時に,攻撃に使えると思っていました。
ですから一石二鳥です。

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