スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小児・思春期GIDの遺伝(双子研究):考察(前) 

小児・思春期GIDの遺伝(双子研究):考察(前) 
  
The heritability of gender identity disorder in a child and adolescent twin
sample.
小児,思春期GIDの双生児サンプルの遺伝率
(短縮タイトル)小児・思春期GIDの遺伝(双子研究)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12211624
 
要約 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-304.html
背景(前) http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-305.html
背景(後) http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-307.html
結果1,表I http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-313.html
結果2,表II http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-326.html
 

考察(前)(抄訳)
 

本研究は,第1に,小児と思春期GID双生児の遺伝率を推定した最初の論文と思われます,非後ろ向き研究デザインによります。
共有または,非共有環境だけを含むモデル(CE)を除外する事はできなかったけど,もっとも適合するモデルは非常に遺伝的でした。
年長者GIDは,若年者GIDより遺伝性でしたが,この差違は有意でありませんでした。
 

この結果は,ベイリーら(2000)の研究と同様でした,それでは性別違和が有意に成人の双生児に遺伝性でした,それは後ろ向き研究によりました。
 

本研究は,児童と思春期の他のパーソナリティや精神病理の形質が非常に遺伝的要素があるという報告と同様でした(Eavesら,Coolidgeら)。
 

本研究は,Kirkらの成人の双生児の研究と一致していました,それでは強い性指向や同性愛の遺伝的基礎を示しました。
 

本研究のサイズは小さく,両親の推定は自己評価に比し過大評価かもしれないけど,遺伝率の推定値は有意で,以前の性別違和の後ろ向き研究と同じ範囲にありました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
第2の目的は,GID症状の有病率を推定する事でした。
明らかに高いGIDスケールのスコアの外部的正当性はないので,解釈に注意が要ります。
しかしながら,本研究の2.3%の小児が,臨床的に有意な範囲のGIDスケールの高スコアとなりました,それはGIDが稀な,あるいは,とても稀な現象と言う主張に反論しました。
 

この比率は,ブラッドレーとズッカーの総説の,反対の性行動,性別違和の頻度より低いですが,同様でした。
 
控えめですが有意の関係が,ジェンダーとGIDにあり,年齢とGIDスコアにありました。
 

本研究での比較的少数の双生児数の為に,年齢別のGID有病率の決定は可能でありませんでした。
ですから保守的にみるなら,この有病率は最大のものでしょう。
 

最後の注記は:男女比が,1;5だった事です。
ブラッドレーとズッカーは,紹介患者でない場合,この比は1:2から1:4のレンジでした。
しかし臨床のサンプルでは,7.1:1から1.4:1でした。
本研究の推定値は,ブラッドレーとズッカーの,紹介患者でない場合に似ていました。
 

反対の性行動は,女児の方が許容されるので,紹介患者になる事が少ないと言う議論はなり立ちました。
有病率の推定には今後の研究が待たれます。

  

スポンサーサイト

Comments

Comment Post















管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

Trackbacks URL
http://morisitaazami.blog.fc2.com/tb.php/328-83a8e28f

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。