スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

性ホルモンに依存しない脳の性分化 

性ホルモンに依存しない脳の性分化


さらに性腺や性ホルモンに依存しない脳の性分化も知られています。

それの,もっとも代表的な例は,キンカチョウ(zebra finch)のスズメ類ですが,オスのみがさえずる鳥での実験です。

鳥類では性染色体が,オスがZZ染色体で,メスがZW染色体で,オスが原型になります。

Neural, not gonadal, origin of brain sex differences in a gynandromorphic finch.
雌雄同体のキンカチョウの,性腺でなく,神経起源による脳性分化  2003年

Agate RJ, Grisham W, Wade J, Mann S, Wingfield J, Schanen C, Palotie A, Arnold AP.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12672961
http://www.pnas.org/content/100/8/4873.long
 

キンカチョウでは,非常に稀な雌雄同体の個体があります。脳の右が遺伝的にオスで,左が遺伝的にメスです。羽毛もそのように分かれます。

そのような雌雄同体では,神経の鳴く回路は,右側がよりオス的でした。

性腺ホルモンの関与は,血液で混じって,左右平等にあるのですから,この変化は性染色体による遺伝的な性分化が直接関与したと考えられます。

そして両方の鳴く回路は,純粋のメスより,ややオス的であったので,性ホルモンの関与もあるとおもわれました。
 

ですから,性腺のホルモン分泌や,性腺の分化異常だけでなく,脳の神経回路が,直接,性特異的遺伝子によって変更が加わっている可能性があります。これらについて,まったく未知の領域だけど,中枢神経の複雑さを考えれば,性ホルモンより,はるかに大きな影響を及ぼすかもしれません

このブログ記事の抜粋です。
http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-102.html




スポンサーサイト

Comments

Comment Post















管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

Trackbacks URL
http://morisitaazami.blog.fc2.com/tb.php/253-3ecb6d7f

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。