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MTFの豊胸術後の心理的,性的,身体的満足:要約 

MTFの豊胸術後の心理的,性的,身体的満足:要約
 
Patient satisfaction with breasts and psychosocial, sexual, and physical well-being after breast augmentation in male-to-female transsexuals.
MTF性転換症患者の豊胸術後の,乳房がある事での心理社会的満足,性的満足,身体的に健康な状態
MTFの豊胸術後の心理的,性的,身体的満足(短縮タイトル)
 
Weigert R, Frison E, Sessiecq Q, Al Mutairi K, Casoli V.
 
Plast Reconstr Surg. 2013 Dec;132(6):1421-9. doi: 10.1097/01.prs.0000434415.70711.49.
 
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24281571
 
所属 Bordeaux, France From the Plastic Surgery and Burns Unit, Centre FX Michelet, Bordeaux University Hospital; and CHU de Bordeaux, Pôle de Santé Publique, Service d'Information Médicale.
フランス,ボルドー,形成外科&熱傷ユニット,ボルドー大学病院
 

要約(抄訳) 
 
背景: 
 
MTF性転換症患者の豊胸術後の,乳房がある事での心理社会的満足,性的満足,身体的に健康な状態は,豊胸術の基本的な結果を決める因子です,
 

この研究の目的は,MTFの豊胸術後,乳房がある事で性的,身体的,心理社会的満足の測定値が変化するかを見るものです。
 

方法: 
 
全ての連続した,豊胸術を受けたMTF患者が対象になりました,患者は2008年から2012年の間で,BREAST-Q Augmentation module questionnaire(BREAST-Q,豊胸術モジュール質問紙)を,手術前,4ヶ月後,そしてそれ以後に,完全に回答した人に限りました。
 

前向きコホート研究のデザインで,術後のスコアが,初期値(術前)と比較されました。
 

乳房による満足,性的,身体的,心理社会的結果評価は,BREAST-Qの結果を基にしました。
 

結果: 
 
35人のMTF患者が,この質問用紙に答えました。
 

BREAST-Qのサブスケールの中央値は(乳房についての満足,+59ポイント; 性的健康状態,+34ポイント; 心理社会的健康状態,+48ポイント)は有意に改善しました(p<0.05),それは術後4ヶ月と,それ以降です。 
 

身体的健康状態に,有意の変化は見られませんでした。 
 
結論: 
 
この前向き研究は,対照はありませんが*,コホート研究で,現在の結果は,豊胸術で乳房の満足を獲得する事が,心理社会的健康状態,性的健康状態を来たし,統計的に有意な,臨床的に意味がある結果を,術後4ヶ月,それ以降,長期間もたらせる事を示唆しました。
 

*ふつう手術などの場合,対照を置けない事が多いです。
対照は,この場合なら,豊胸術を行なわなかった人になるからです。
 

私論: まあ,ボルドー大学の形成外科所属で,形成再建外科学会誌に出しているから当然だけど,下記の対照が欲しかった。

手術をせずに,ホルモンで満足する人
両方ともやらない人
医学的理由で,ホルモンをせずに豊胸術をした人
非常に大きなプロテーゼを入れた人,小さめのプロテーゼを入れた人

などの研究できたら,良いけど
方法論上の問題があって難しいでしょう。
 
 
 

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