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総排泄腔外反症男児で女児として割当てられ後に性同一性不一致:私的考察 

総排泄腔外反症男児で女児として割当てられ後に性同一性不一致:私的考察
 
遺伝的に男児の総排泄腔外反症で出生時女児として割り当てられた患者の数人かの性同一性の不一致
総排泄腔外反症男児で女児として割当てられ後に性同一性不一致(短縮タイトル)
Discordant sexual identity in some genetic males with cloacal exstrophy assigned to female sex at birth.
 
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/14736925
http://www.nejm.org/doi/pdf/10.1056/NEJMoa022236  タダで全論文
 
Reiner WG, Gearhart JP.
 
総排泄腔外反症男児で女児として割当てられ後に性同一性不一致
要約 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-501.html
背景(前) http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-502.html
背景(後)http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-503.html
方法、表1 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-504.html
結果、表2 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-505.html
結果、表3 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-506.html
考察1 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-509.html
考察2 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-510.html
考察3  http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-511.html
 
私的考察
 
総排泄腔外反症の男児は,正常な精巣をもち,それ故,妊娠中に正常な男性ホルモン環境にあったと思われます。
また遺伝的に男性ですから染色体や遺伝子による直接の男性脳も正常です。
新生時期に精巣摘出されるので,出生後(生後2週間から6ヶ月)と,思春期にアンドロゲン上昇は,ありませんが,胎児期にもっとも脳の性決定がなされるはずだからです。
 
ですから患者たちは,理想的なFTMのモデルになるはずです。
 
1.それなら,なぜ全ての患者が,男性への再適合を求めないのでしょうか?
 
2.自分が男性であったと気づくのが,より生物学的には強い筈なのに,おおむねFTMの主張と比べて遅いのはどうしてでしょう?
 
3.男の子のような遊びは,ほぼ全員で,5-8歳で目立っているけど,性自認の変更の希望がずっと少ないのは,なぜでしょうか?遊びの好みは,生物学的要因が大きいのでしょうか?
 
4.性指向も非典型的で,結婚願望も,おおむね,ないと言うのと,遊びの好み,性自認はどのような関係で,どれが生物学的要因が大きいのでしょうか。動物実験の結果は示唆するものがありますが,人間であてはまるか不明です。
 
5.8人は,男性と性自認を宣言しましたが,4人だけが自然の宣言で,4人は出生時男性と知らされてからでした。教えられて,初めて気づいたと言うエピソードは,FTMではありえません。
 
6.2と5は,通常のFTMの主張とは異なりました。
 
7.MTFについて,このように良いモデルは,ないけど類推すれば,反対の性への自認は,主張より遅く,再適合も遅く,行動に関しては,遊びや,遊び仲間は女性的で,性自認が女性になるのは,その後と言う推論が成立します。
 
8.総排泄腔外反症の男児以外の,様々な原因で,ペニスがあったのに,女性に再適合された男児の成績と,同様でした。小児期は,ほぼ全員がお転婆,性指向は様々で,女性愛好,両性愛好の頻度が多いようでした。性別変更はあるけれども少数でした。原因は,陰茎低形成,無形成(尿道下裂あり又はなし),割礼の電気メス事故での焼却,それらに停溜精巣,精巣低形成などが伴ったり,なかったりしました。
性別変更の頻度は,個人医学情報の開示,再建外科の進歩などから,増える可能性があります。昔は本人に絶対知らせるなと,両親に指導していました。
 
*GIDの人たちが,この見解に気を悪くしたら,ゴメンなさい。



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