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双生児のGID:一致,トランス,養育,性的指向:考察4,性指向1 

双生児のGID:一致,トランス,養育,性的指向:考察4,性指向1
 
双生児のTS(GID):アイデンティティの一致,性別移行,養育,性的指向
(短縮タイトル)双生児のGID:一致,トランス,養育,性的指向
題名:Transsexuality* Among Twins: Identity Concordance, Transition, Rearing, and Orientation
 
著者: Milton Diamond Ph.D. ミルトン・ダイアモンド
 
出版中:  International Journal of Transgenderism, 14:1-14, 2013
http://www.hawaii.edu/PCSS/biblio/articles/2010to2014/2013-transsexuality.html
http://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/15532739.2013.750222
 
要約 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-306.html
背景 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-308.html
方法&被験者1 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-332.html
方法&被験者2,表1 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-333.html
方法&被験者3,表2 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-334.html
方法&被験者4,質問,分析 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-338.html
結果1 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-339.html
結果2,表3 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-340.html 
結果3,表4 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-341.html
結果4,表5 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-342.html
結果5 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-343.html
結果6,養育 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-344.html
結果7,性的指向 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-345.html
考察1,双生児の一致,家族性 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-346.html
考察2,トランス  http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-347.html
考察3,養育 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-348.html
 
考察4,性指向1
 
調査は回答者に性指向を聞きましたが,彼らの同胞の性指向をどう思うかは直接聞きませんでした。
しかし,この事は,回答者の追加のコメントで明らかになる事もしばしばありました。
 
特記すべき事に,Heylens et al. (2012)は,本研究と同様に,双生児がトランスに一致して,性指向も一致した例を見つけていました。

1人の二卵性双生児のMTFは,トランス前に女性愛好で,トランス後もそうでした。
トランス前の性体験をコメントして,このMTFは「自分は,男性/女性のセックスより女性/女性のセックスの方が凄く好きでした」と言いました。
 
本研究では,FTMの数人は,ファンタジー上の興奮や,男性との性的出会いは,トランスの決定に影響しませんでしたと報告しました。
 
この事は,Coleman, Bockting, and Gooren (1993) の報告に一致していました。
FTMで,男性に惹かれるのは稀と言う,常識と異なり,そのような人を9人報告しました,「性別違和の認識は,男性への性指向より先にあること。FTMのSRSの望みは,すべての性指向や,手術後の性的適応に,優る物のようです」と報告しました (Coleman et al., 1993, p37)。
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大多数の回答者は,想像上と,実際の両方で,男性と女性の両方に惹かれるようです。
異性愛と同性愛の想像上と,実践の混合は,性指向での流動性に一致してました,それはSavin-Williams (2006, p116) and L. Diamond (ミルトン・ダイアモンドと別人) and Butterworth, (2008)の記載です。
 
Savin-Williamsは報告しました,「1つの研究では100%ゲイと,100%レズビアンの思春期が,同性への性的魅力と想像を認めましたが,80%の少女と,60%の少年は,異性への性的魅力を,想像/興奮である事を,認めました。
 
Kinsey et al. (1948, p510)は次のように記載しています,「想像は,両方の性に反応する個人の場合,変わりばんこに,異性愛と同性愛になるかもしれない」と書きました。
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双子の間のTSに関しては,本研究や,他の研究で知見,2つの質問が浮かびます。
最初の質問は,「なぜ,一卵性双生児と二卵性双生児にそのような有意差が生じたか?」です。
 
3つ子で,一卵性双生児一組と,二卵性双生児の場合,一卵性双生児は一致で,二卵性双生児の一致は事実上ゼロでした。
 
明らかに,遺伝的構成が,一卵性双生児と二卵性双生児で異なっています。
環境的経験が異なっているいる為かも知れません。
二卵性双生児でも,この事は当てはまるかもしれません。
 
Singh, Murphy, and O’Reilly (2002) は,エピジェネティクスの機構で一卵性双生児の不一致,起こるかもしれず,その機構を予想しました。
彼らの結論は,エピジェネティクスは,環境の差より重要かも知れないということでした。
 
双子の関係は以前(Koch, 1966)が書きましたが,最近多くの著作が出ました,「一卵性双生児がなぜ違うのか?」を追求するものです(e.g., Bruder et al., 2008; Fierro, 2012; Kugler, 2005; Wade, 2005)。
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第2の質問は次のようなものです,「なぜ一卵性双生児で,同時期のトランスがそれ程多くないのかです」。
 
大多数の一卵性双生児(56%)は,同時期にトランスしませんでした。
遺伝的要素は二卵性双生児で明らかに違うので,この差は有意です。
 
しかしながら,一卵性双生児でさえ,遺伝的構築は完全には一致していません。
 
Bruder et al. (2008, p763)は,一卵性双生児間の行動の差がゲノムのCNVによる事を報告しました,そして「一卵性双生児間の遺伝的構築の差は,体細胞モザイクの反論できない例」と結論しました。
Boomsma, and Machin (1997)は,接合子が,多くの出生前の環境因子や,接合子生成後の遺伝的効果で,一卵性双生児の形質を劇的に変更するカスケード示しました。
 
Segal (2012) の新しい本は,双生児に,遺伝と環境の関与ついて,遺伝的考察を行なっています。
その本では,別々に養育された双子の例を記載し,劇的に遺伝の,環境に対する比較的,強い役割を,強調しています。
 
本研究の,別々に養育された双子の例は,上記の知見に一致しています。
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質問に対する単純な回答も可能です。

例えば,双子は必ずしも,全ての人生を,一緒に過ごさなかったので,変化が起こりえます。
トランスした幾人かの双子は30歳未満でした,それは,本研究のトランスの平均,中央値年齢より若いです。
 
本研究で,トランスで一致した双子の1例は,11年後の事でした。
 
文献上のトランスの多分最高齢は,70台(匿名,2012),80台(Arabiya, 2012)です。
 
M. Diamond, Watson, & Fee, 執筆中,の論文のように,自身がTSと考えても,多くの理由によって,すぐにトランスしたり,SRSをしないかもしれません。
トランスしない大きな理由としては,配偶者,パートナー,子供,職場,を失う恐れなどです。
特にFTMの場合,手術の費用は莫大です;必要な資金を集められない,職場を失う,低所得者層,ホームレスになる恐れです。
 
多くの人が,両親や配偶者が死ぬのを待つ,あるいは離婚を待ってから,トランスすると言っています。

双子とTS現象を考えると,最近みつかったTSと,男性の性同一性遺伝的アリルの有意の相関が興味深いです(Hare et al., 2009)。
Lykken et al. (1993)の,徹底的レビューで,双生児間の多くの種々の重要性の遺伝の証拠が述べられています。
 
私たち,次に脳の組織からの情報を組み合わせて,GIDとジェンダーの関係を示そうと思います。


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