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GID治療のAPA委員会報告:文献レビュー:成人の概要(前) 

GID治療のAPA委員会報告:文献レビュー:成人の概要(前半)
 
GID治療に関するアメリカ精神医学会(APA)の専門委員会の報告
GID治療のAPA委員会報告(短縮タイトル)
Report of the american psychiatric association task force on treatment of gender identity disorder.
Byne W, Bradley SJ,  Green R,  Meyer-Bahlburg HF, ら
Arch Sex Behav. 2012 Aug;41(4):759-96.
 
http://www.springerlink.com/content/65145105t4000220/fulltext.pdf  フル論文
 
要約 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-193.html
略語,序文 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-197.html
実施要領と推薦 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-199.html
小児の概要(前) http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-205.html
小児の概要(後),推薦 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-206.html
思春期の概要(前) http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-207.html
思春期の概要(後),推薦 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-208.html


文献レビュー:成人の概要(前半)


成人の節は,18歳以上の人を扱い,思春期で残した問題を扱い,精神保健を求めるGV,GIDを扱います。
 
幾つかの成人GID/GV は,明らかに小児や思春期から持続していますし,他の人は成人になって起きたものです(その中には成人期になって臨床的関心をもたれた人も含まれます)。
 
出生時男性の場合で,早期(小児期)と後期(成人)発症では幾つかの相違点があるようです。
 
特に,後期発症者は,小児期にジェンダー不快感の既往が少なく,一般的に,生物学的性と同性に性的に惹かれる事が少ないと言います(少なくとも,ジェンダー移行の初期には)。
 
しかしながら,発症の年齢は,限られているけど,多少,SRS後の満足と後悔を予測するかもしれません。
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WPATH SOC(2001)(Meyer et al., 2001)*と,最近の内分泌学会のガイドライン(Hembree et al., 2009) は,精神医学的評価,ステージ別ジェンダー移行を支持しています,それは完全に可逆性な段階(望みの性で社会的に現れる)から,部分的に可逆的段階(性腺ホルモン投与で望みの性の二次性徴をもたらす),完全に不可逆的段階(例えば,出生時男性なら性腺摘出,膣形成術,女性なら,乳房摘出と外科的に,男性特異的胸部形成,陰茎形成)に続きます。
 
*WPATH SOC
2011年 第7版が出ました。この論文の構成が終わった直後なので,この事実は記載されていますが,内容は変わっていないと思います。
 
成人は,インフォームド・コンセントを受けられるので,ジェンダー移行治療について満足できる基準について医療供給者から受ける事ができます。
 
この基準は供給者やクリニックにより異なります。
 
最近のWPATH SOCのレビューでは,精神療法をホルモン治療や外科治療の前に行う事,段階的ジェンダー移行(それにはRLEを含みます)が良い結果と関係するようです。
 
個々での分析した,ほとんどの研究は,一連の研究か,症例報告,レビューで(APA level D or lower)だったけど,一部は,経時的観察データ,標準化を行いAPA level B or Cでした。
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成人になるまでに,幾人かは,医師の管理下でなく,ジェンダー移行を既に行なっていたり,思春期停止を医学的に行い望まない二次性徴を防止していたり,他の人は反対の性ホルモン投与を始めているかもしれません。
 
これらの人の幾人かは,以前に計画されたプランに従い,彼らの医療従事者と一緒に,次の段階の内科的and/or外科的ジェンダー移行を,法的年齢に達したらできるだけ早くしようとて,法的に責任がとれたら,インフォームド・コンセントを受けようとするかもしれません。
 
そのような人は,精神医学専門家にこの時点で,WPATH SOC が要求する適格性と準備の評価だけを求めるかもしれません。
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小児GIDや思春期GIDと同様,同じような理由で,いかなる治療についてもRCTはありません。
 
個々の人の,幸せと,全体的社会機能の感覚のほかに,一般的な治療ゴールのコンセンサスはありません。
 
最近,最大の強調が,被検者の主観的報告に置かれました,すなわち,特に自分が自覚する改善の満足と,後悔です。
 
幾つかの後悔に関する相関因子が同定されました,それには,主要な精神問題の存在,たとえば精神病やアルコール依存症;LREをやらなかったこと,あるいはRLEで不満足だったこと;外科的結果の,形状や機能的結果に失望した事などが含まれました。

後悔は幾分,後期発症GIDに比べ早期発症GIDに多い傾向がありました。
 
早期発症と後期発症GID群の両方で,良好な結果は,ジェンダー移行前に,高い機能があり,ケアを受け,それには外科を含み,経験を積んだ医療供給者の治療を受け,彼らの外科手術の結果に満足している人たちの場合でした。


 

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