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ブランチャードのオートガイネフィリア理論批判 :きずな形成,SRS動機 

ブランチャードのオートガイネフィリア理論(BAT)批判 :きずな形成,SRSの動機
 
ブランチャードのBAT批判
BAT(Blanchard's Autogynephilia Theory,オートガイネフィリア理論)
:MTFとパートナーのきずな形成
:SRSの動機


ブランチャードのオートガイネフィリア理論(BAT)批判
CHARLES MOSER, PhD, MD(理学博士,医学博士)
http://www.tandfonline.com/doi/pdf/10.1080/00918369.2010.486241  free


杏野先生のブログ http://d.hatena.ne.jp/annojo/20120124
 

竹内久美子:「同性愛の謎」本の大ウソ http://hon.bunshun.jp/articles/-/468
FBO効果のウソ http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-107.html
母体‐胎児免疫仮説への反論 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-86.html
母体‐胎児免疫仮説への反論2 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-88.html
ブランチャードの説 FBO迷走 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-110.html
ブランチャードの馬鹿仮説 1 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-111.html
ブランチャードの馬鹿仮説 2 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-112.html
韓国性転換症FBO効果不成立 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-113.html
ブランチャード:2分類へ葬送曲 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-114.html
ブランチャード:2分類へ葬送曲2http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-115.html
ブランチャード自己女性化愛 要約http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-116.html
ブランチャードBAT 背景http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-117.html    
ブランチャードBAT 用語問題http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-118.html
ブランチャードBAT カテゴリー問題http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-119.html
非同性愛MTFと同性愛MTFの違いhttp://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-120.html
AGは非同性愛MTFの特質か?http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-121.html
オートガイネフィリアの否認http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-122.html 
生理学的データ(前半)http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-123.html
生理学的データ(後半)http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-124.html
AGは性的倒錯症か?性的指向か?http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-125.html


MTFとパートナーのきずな形成(抄訳)
 
Blanchard (1991)は「オートガイネフィリア・・・は主要な性転換症傾向の相関関係で,異性愛の関係や,きずな形成の能力低下に関係します」と述べました;しかし,多くの異性愛と両性愛MTFがきずな形成の能力低下や異性愛関係の能力低下のデータは述べませんでした。
もしオートガイネフィリアがきずな形成の能力低下に関係するなら,同性愛のMTFは反対のより安定したパートナーとの関係を報告する筈です。
 
Lawrence (2005) は彼女のサンプルの亜集団で,SRSの前後で女性パートナーに興味のあるMTF(オートガイネフィリアMTF)の83%は安定したパートナーとの関係を示し,SRSの前後で男性に興味のあるMTF(同性愛MTF)は36%しか安定した関係でありませんでした。
オートガイネフィリアのMTFは同性愛のMTFとカップルを作る上で,同等かより少ない問題を抱えているように見えます。


疑いもなく,約50%の被験者がSRSの後に2人かそれ以上のパートナーがいて,45%はステディなパートナーで,62%はSRS施行時からのパートナーでした (Lawrence, 2005)。
SRS術後の長い回復時間と,新しい性器に慣れて,どのように女性として関係を結ぶか,将来のパートナーと偏見をどのように克服するかなどが,MTFには残っています,そして時々ある手術後の機能障害などは,すべて合わせると,一定したパートナーを見つけるのを困難にします 
SRS術後,ほとんどのMTFがパートナーを見つける能力は,驚くほど良いと言えます。
 

SRSの動機
 

Bailey (2003) は,「簡潔に言えば,同性愛のMTF性転換症は,非常に女性的なゲイ男性」ですと説明しました。
アン・ローレンス(2004)は同性愛MTFはトランスをする動機は,「とても分かりやすくて,より大きい社会的,ロマンチックな満足と,成功を得る為でしょう」;でも彼女はこの記載を支持するデータは一つも提供していません。

 
自分の性器の切断は,もっとも女性的な同性愛(effeminate homosexual)男性が,社会的,ロマンチックな成功を獲得する手段として,明白な戦略とも通常の戦略とも言えません。
同性愛MTFは,性的に「異性愛の男性に惹かれ」,「同性愛男性に惹かれない」からですと,反論するかもしれません,しかしこの説明は奇妙に,オートガイネフィリアのMTFが男性へ惹かれるようになり,女性としての地位を確認すると言う説明に似ています。

 
Lawrence (2004) は,性的な動機(オートガイネフィリア)が,男性的職業で成功した男性が女性になりたいと言う選択を説明すると示唆しました。
SRSは大きな手術で,高額で,ふつう政府の健康プログラムや,個人の健康保険でカバーされず,手術の前に徹底的な精神療法が要求されます,そして術後に長い回復の時間がかかります;それは簡単に入れる領域ではありません。
 

SRSに対する性的な動機は,より高齢の男性ではありそうもない事です(多くの「オートガイネフィリア」MTFは,トランスする時に高齢の傾向があります)。
一般に,年とった非性転換症男性は,しばしば性欲の減少や性的機能の減少を受け入れています。インポテンツ(ED)の男性はしばしば,セックスセラピーや,医学的評価を求めません。


性的倒錯症の興味も年齢と伴に低下する事が報告されています。
しかし,しばしば,より高齢のオートガイネフィリアのMTFは,引き続きSRSを求めるのです。


私見:つまりオートガイネフィリアのMTFがSRSを動機が,性的なものだと言う説明はありそうもないです。
同様に,男性が好きなMTFのSRSへの動機は,逆に単純でありません。もし同性愛男性が好きならSRSをしなくても,幸福になれるし,カップルとして社会に出たければ,女性的外観なのですから異性装をすれば良いだけです。
もし,異性愛男性が好きで,ペニスがあって膣が無い事が,妨げになると,考えてSRS を行うのは,被虐的です。
単純にどちらのMTFも,ある時点で自分が女性と確信するか,女性として生きたいと確信して,SRSを求める方が合理的説明です。


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