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2013.10.29 メールフォームを付けました。 

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GIDは(精神)障害でない 

GIDは(精神)障害でない(笑い)



ひき続き,gid.jp 6月関西交流会 シンポジウム in 大阪 2012 の話題です。



GIDは精神疾患でなく,身体身体疾患である(笑い)
http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-162.html



GIDに障害とつくのは嫌だ,特に精神障害とつくのは,困る。
しかし前回のブログで,GIDが身体疾患である根拠はまったく無い以上,精神疾患に違いない。
精神疾患ならば,DSMやICDにより原則としてdisorder障害が全てつく。
disorderは単にorder秩序が乱れるくらいだから軽い表現で,パーソナリティ障害とか,気分障害,不安障害,発達障害,小児の行為障害などのように使われる。たぶんdisorderを障害に訳したのは表現が強すぎると思う。



障害の例外は,統合失調症で,旧称,精神分裂病です。
従って,病>症>障害 の順になります。
精神科病名の弱い表現化は,人格障害⇒パーソナリティ障害,社会不安障害⇒社交不安障害のように続いています。
ただし障害を変える試みもありません。
でも,原語はシゾフレニアschizophreniaのように変わらない。
19世紀のE・クレペリンが古い名称は「早発性痴呆症」です。



症候群は,幾つかの症状の組み合わせで,原因不明の疾患を定義するものです。原則として,症状は独立事象でないと診断価値がないので,GIDの場合無理です。



GIDを性別違和(症)にする試みがあるようだけど,上記の理屈だと,症の方が,障害より重い。



DSMはDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disordersで,その日本語訳としては,「精神疾患の分類と診断の手引」や「精神疾患の診断・統計マニュアル」が長く使われたが,最近は「精神障害の診断と統計の手引き」を使うようである。



三橋さんが,国際分類に従わず日本独自のGIDを使えば良いと発言し,あまりにバカな発言なのでコメントしなかった。
精神疾患の分類は各国の精神医学者が,勝手に定義して病名をつける傾向にあった。その結果,国際比較や統計がとれなくなりました。
その結果,DSMやICDが生まれて,症状の組み合わせで操作的診断で,国際的診断ができるようにしました。今さら日本独自の診断名や診断基準はバカげています。



DSMには,C基準は「その症状が原因で職業・学業・家庭生活に支障を来している」がたいてい付いていて,GIDにも当然あるけど,他の障害にあります。
なぜ,三橋さんは,この事を知らないように見えたのだろう。
理由は,C基準が無ければ、世間の誰もがDSMに挙げられたいずれかの精神疾患の基準を満たしてしまうからです。



GIDが,精神疾患でなく,身体疾患だと主張する事や,GIDは,(精神)障害でない,と主張する事は,まったく根拠がないばかりか,他の精神障害者との連帯を著しく妨げてしまいます。
他の精神障害でも,病気を受け入れられない人は沢山いて,彼らはまともな治療を受けないので悲惨な結果を辿ります。病識を受け入れる精神障害者の方が優れていて,病識のない当事者は憐みかバカにされるのに,GIDは何と奇妙な状況です。


統合失調症の場合ですけど
http://www2.cc22.ne.jp/~hiroki/hitorigoto-62.htm




GIDは精神疾患でなく,身体身体疾患である 

GIDは精神疾患でなく,身体身体疾患である(笑い)


gid.jp 6月関西交流会 シンポジウム in 大阪 2012
ついに実現トークバトル!?
< ぶっちゃけ「性同一性障害って何やの!? >
~理解が広がる性同一性障害と当事者のこれから~


に出席しました。
そこで,三橋順子先生が,GIDは精神疾患でなく,身体身体疾患である,と言う驚くべき主張を,GID学会や,あちこちで主張し,山本蘭さんや,阿部先生も賛同したと言います。
針間先生は否定的で,会場の先生は無視した,そうです。


そう言いたい,当事者の気持ちは分かるけど,身体疾患と言うなら,どこの科の身体疾患に入れてもらうつもりですか。
代表的内科疾患,呼吸器,循環器,消化器,腎臓,血液,血管などは,あきらかに無理で,外科疾患も無理ですよね。


泌尿器科に,例えばMTFが,ペニスと精巣と陰嚢と前立腺が生えたのはおかしいから,泌尿器科に入れてよと言っても,染色体がXYで,胎児期に精巣からテストステロンがでて男性化して,その発達にまったく異常がないから,門前払いでしょう。
性分化疾患(DSD)の多くは泌尿器科疾患だけど,泌尿器科的身体は異常と言えず,性自認は精神科の領域でしょうと言うしか,ありません。


同様に,MTFが,膣や子宮や卵巣が出来ないのは,おかしいと婦人科疾患に入れてよと,言っても,胎児期にホルモンシャワーが出なければ,女性型に自然になるけど,XYでたっぷりホルモンシャワーが出てしまったのだから,仕方ありません。
性自認の問題は精神科でしょうと,言うでしょう。


だいたい身体疾患なら,今はCT,MRI,PETなどで,ほとんどの臓器の精密な検査や,血液,ホルモン,遺伝子検査で異常がでる筈ですが,そんなものは,ありません。


唯一の可能性は,GIDが脳のインターセックスと言うものです。

ところが,その仮説は私のブログの最初の論文により否定されました。
プロローグ http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-2.html
要約 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
本文No1 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-3.html
本文No2 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-4.html
本文No3 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-5.html
本文No4,まとめ http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-6.html
本文No5,引用文献 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-8.html


1)インターセックスでないGIDの人は,インターセックスの患者で,性別変更を求める患者に似ています,そしてそれは彼らのジェンダー行動での性別変更も含んでいました。


2)しかしながら,現在,インターセックスでない成人発症型のGIDの場合,相当するインターセックスの型(アナログ)は,知られていない。


3)インターセックスの神経解剖学的研究は非常に少なくて,次の仮説のガイダンスを提供する事はできませんでした,その仮説とはCNS限局型のインターセックスがGIDであるというもので,その基礎に脳の効果が予期されるものです。


4)GID患者の非典型的アンドロゲン・レベルの発見は,たった1/3のFTM-GIDに適用されるだけで,MTF-GIDにはまったく適用されなかった。


5)性ステロイド(ホルモン)に関係する遺伝的多型性の知見は,弱く,不一致があり,多くは再現できませんでした。


6)神経解剖学的知見は少なくて,再現性が乏しいといえました;GID患者の分布は,対照被験者の分布と,オーバーラップし,それゆえにGIDの診断には,有用性に疑問がありました。


7)ジェンダーの行動とアイデンティティの複雑さをかんがえると,GIDの神経解剖学的基礎は個々の脳の神経核や領域によるより,神経ネットワークによると考えるのがありそうです。


8)神経機能の知見は僅かで,再現性が乏しいといえました。


9)まとめると,データは興味深いものがありますが,現時点では,下記の理論の強固な基礎を組み立てるのには不充分でした,その理論とは「GIDがCNS限局のインターセックス」と言うものでした。


私が,会場で三橋さんに,質問した時に,GIDは唯一,精神疾患なのに,SRSと言う身体治療で治療するから,身体疾患では,ないかと言う理論を主張されました。
それに対し,私はひとつしか例を上げませんでしたが,考えると4つありました。


1.Body integrity identity disorder,身体完全同一性障害,旧称,Amputee Identity Disorder,
http://en.wikipedia.org/wiki/Body_integrity_identity_disorder
自分の体と自分の理想の体のイメージが合わず、自ら自分の体のパーツを切断したいという強迫観念に襲われる病名のことです。
以前からGIDとの関連が言われました。
質問では,旧称のアンプトマニアを使ったけど,これは治療不可能で,四肢の切断が治療に使われる事があります。


2.さらに身体醜形障害の人がいます。確かに醜形が,客観的に認められるなら,精神治療だけど,治療困難で,美容形成外科的治療と,非現実的で,繰り返しの手術の欲求を防ぐ精神療法が必要でしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E9%86%9C%E5%BD%A2%E9%9A%9C%E5%AE%B3
http://www.bdd.vc/
これの,治療として,美容整形は禁忌としているサイトも多いですが,それで一定程度,効果が得られる人も多いと思います。


3.さらに,うつ状態の最新治療として,深部脳刺激,と迷走神経刺激があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%B3%E6%B7%B1%E9%83%A8%E5%88%BA%E6%BF%80%E7%99%82%E6%B3%95
http://www.med.kindai.ac.jp/nouge/disease/exposition/5/1.html 難治性てんかんだけに対する説明


4.うつ病に対する定位脳手術
http://www.news-medical.net/news/20110125/4028/Japanese.aspx


結論として,GIDは身体疾患でも,中枢神経疾患でもないし,精神疾患とするしか,ありません。


ミルトン・ダイアモンドの講演の批判5 

ミルトン・ダイアモンドの講演の批判5
 
 
講演の題:非典型的なセックス/ジェンダーの発達
http://wan.or.jp/information/index.php/event_show?id=1294
いつきさんの記録 http://d.hatena.ne.jp/ituki/20120120
 
 
ミルトン・ダイアモンド
講演の批判1 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-98.html
講演の批判2 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-99.html
講演の批判3 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-100.html
講演の批判4 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-101.html
 
 
批判5
 
 
考えてみると,講演の題は,英語にすると,Atypical Gender Development: a reviewとほぼ同じだけど,20人もの共著によるシンポジウムで彼が議長になっています。
http://www.hawaii.edu/PCSS/biblio/articles/2005to2009/2006-atypical-gender-development.html
 

批判は,今回で終わりにしようと思いますが,杏野先生のブログで新たな標的を見つけたので。
 

>ジェンダーは大部分は生まれもったものであるが、環境の影響を大きく受ける。生物学的なところでバイアスがかかり、育てられるところで藩王(→反応?)しあう。
nature loves variety, society hates it(自然は多様性を好むけど,社会はそれを嫌う)
 

:彼が論文や講演でよく使う。
 

Q さらに問いはある。それがトランスに顕著に見られるというが、ない人もいる。医療の現場にそれが持ちこまれると「健全」と「不健全」にわけられる。医療と権力の問題をどう考えるか?
 

A 今危惧されたことが別の分野で起こっている。そういうカテゴリーわけをするのはどういう政治的な意図があるのか。DSM(いま4版)だが、トランスセクシュアルは精神的な疾患とされているが、第5版では「精神的な問題がある」というのを消そうとしている。こういうような決定は変更がかけられる。
 

:質問者はmental disorder(精神疾患)に分類されるのが嫌なのだと思う。じつはこれはGID界では,かなり普遍にみられて,GIDは中枢神経のISだと言う無茶で証拠のない主張につながります。でもGIDを,身体疾患にも,神経疾患にも,分類する根拠は,希薄で精神疾患において置くか,疾患から外すしかありません。
http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-6.html
細かい事ですが,DSMはIV版ではありません(DSM-IV),DSM-IV-TRでDSM-IVの文章を多少改訂したのです。
DSM-5については,ノーコメンだけど,「精神的な問題がある」というのを消そうとしていたら,疾患そのものでなくなります。
「医療と権力の問題」と質問者はいっているけど,GIDが疾患から外れたら,保険当局は喜んでその治療をすべて,自費にしてしまうでしょう。
 

それにしてもGIDの人たちに,mental disorder(精神疾患)の人に対する偏見が酷いのは,どうしてでしょう?かれらはSRSの前でも後でさえ,精神疾患の合併頻度が高いし,自殺の頻度が高いのにです。
 

Q トランスは多様性なのに
 

A 医療は間違いがないようにしたい。国によってSOCがある。イギリスでは思春期を越えなければトランスの性転換を許していない。オランダは思春期の時に(早めに)はじめる。アメリカでは思春期を防ぐためにホルモンを与える。
なぜそういうことをするかというと、子どもがどちらに進みたいかを考える時間を与えたい。思春期を防ぐということは、女性の場合は胸や月経を押さえる。男の子の場合はひげや骨格を防ぐことになる。
いまアメリカのSOCでは16歳まではホルモンは×。18歳までは手術しない。思春期をとめる選択しに至ったのは、あまりに早くに変えてしまう。その後また変わることがある。できるだけ時間をちゃんと与えてしっかり決めた後でホルモンを与えてはどうかというのが、アメリカのひとつの考え。
慎重であるべきだという考えは正しいと思っている。われわれはまだ学習曲線の植えにある。わたしがおすすめしているのは、どういう経過をたどったかと言うことを公の記録として残していくことが重要だと思う。
 

:思春期のGIDの治療はSOCが確立していて,アメリカもヨーロッパも,SOCに準じて,思春期を遅らせる可逆性のGnRHアナログなどを投与して,さらに数年して不可逆な反対の性ホルモンを投与します。日本で,精神神経学会のガイドラインでそれの記載がでました。GnRHアナログは下垂体のホルモンの類似物なので,普通ホルモン治療に分類されます。「アメリカのSOCでは16歳まではホルモンは×」は意味不明です。
思春期前の治療については不明です。思春期早期のターナー・ステージ2からGnRHを行います。反対の性ホルモン投与は16歳が標準ですが,国によって違いがあります。
http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-66.html
 
 
ダイアモンド>きのう医者に主張したこと。2006年、「インターセックス」と名前を変えよう。それまでは「半陰陽」とか「雌雄同体」。当事者たちは「インターセックスと呼ばれたい」「インターセックスの状態にあると呼ばれたい」。
「半陰陽」にはスティグマがあるので、変えましょうという話し合い。インターセックスの代わりに「DSD」と呼びましょう。「disorder sex development。disorderはたくさん意味がある。ひとつの意味は「ちょっと調子が悪い」。
しかし、医療の世界では「何かの障碍によって変えることができる」という意味で使っている。いろんな帰られることがたくさんあっても、ひょっとしたら変えたくないことがあるかもしれない。わたしがバスケットをしようと思うと「身長が少ない障碍」になってしまう(笑)。
どんな親御さんも自分の子どもに障害があってほしくない。だれでも自分が障害があるとは思いたくない。そこで、disorderではなくdifference(違い)「性的な発育において違いがある」にしよう。difference sex development。
 

:difference sex developmentでは英語にならない。difference of sex developmentか,different sex development。DSDも disorder of sex developmentです。両親の意見はあまりに感傷的です。多くの,身体障害,精神障害,神経障害のお子さんを持っている,両親の気持ちを考えた事があるのですか?
 

>GID。gender identity disorderとかgender identity dyspholia。多くのTSはdisorderを拒絶している。違った言葉を提案するとしたら、gender varient(variantのスペルミス)。
なぜなら、政治的:感情的な「烙印」というイメージがあったから。
 

:gender variantという名前には反対です。すでにgender identity  variant(GIV)と言う用語が,論文に出ていて,GIDと対比させて,さまざまな性的マイノリティーを含めてしまい,これまでDSMに含ませるかという議論になっているからです。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2844928/
 

最後に,彼がまったく触れなかった話題をのべます。
 
 
「さらに性腺や性ホルモンに依存しない脳の性分化も知られています。
それの,もっとも代表的な例は,キンカチョウ(zebra finch)のスズメ類ですが,オスのみがさえずる鳥での実験です。
鳥類では性染色体が,オスがZZ染色体で,メスがZW染色体で,オスが原型になります。
Neural, not gonadal, origin of brain sex differences in a gynandromorphic finch.
雌雄同体のキンカチョウの,性腺でなく,神経起源による脳性分化
Agate RJ, Grisham W, Wade J, Mann S, Wingfield J, Schanen C, Palotie A, Arnold AP.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12672961
http://www.pnas.org/content/100/8/4873.long
 

Sex chromosomes and brain gender
http://www.nature.com/nrn/journal/v5/n9/abs/nrn1494.html
 

キンカチョウでは,非常に稀な雌雄同体の個体があります。脳の右が遺伝的にオスで,左が遺伝的にメスです。羽毛もそのように分かれます。
そのような雌雄同体では,神経の鳴く回路は,右側がよりオス的でした。
性腺ホルモンの関与は,血液で混じって,左右平等にあるのですから,この変化は性染色体による遺伝的な性分化が直接関与したと考えられます。
そして両方の鳴く回路は,純粋のメスより,ややオス的であったので,性ホルモンの関与もあるとおもわれました。
 

ですから,性腺のホルモン分泌や,性腺の分化異常だけでなく,脳の神経回路が,直接,性特異的遺伝子によって変更が加わっている可能性があります。これらについて,まったく未知の領域だけど,中枢神経の複雑さを考えれば,はるかに大きな影響を及ぼすかもしれません。
 

(講演の批判は一応終わりです。理解できた人は,質問をどうぞ)。
 



ミルトン・ダイアモンドの講演の批判4 

ミルトン・ダイアモンドの講演の批判4
 

非典型的なセックス/ジェンダーの発達
http://wan.or.jp/information/index.php/event_show?id=1294
いつきさんの記録 http://d.hatena.ne.jp/ituki/20120120
 

ミルトン・ダイアモンド
講演の批判1 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-98.html
講演の批判2 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-99.html
講演の批判3 http://morisitaazami.blog.fc2.com/blog-entry-100.html


批判4


いよいよ批判は,さらに激しさを増して,小説の題名のように「破壊しにと彼女は言う」の様相を呈しましたが,誰には理解されないでしょう。


>彼女の場合は「インターセックスであることを誇りに思っている」(写真)他の写真。47XXY。
彼はオーストラリア政府と闘っている。(意味不明の文章)
 

:原則としSRYなどが欠けていない限りY染色体が1本あれば,Xがどんなに多くて表現型は男性になってしまう。クラインフェルター症候群だけど,その性自認が女性になった例は,珍しくて,普通の人のMTFと同等に扱うべきかもしれない。
ダイアモンドは,クラインフェルターと完全型アンドロゲン不応症の,女性の性自認や男性の性自認例に興味があって論文を書いているのだけど,私はノーコメント。
http://www.hawaii.edu/PCSS/biblio/articles/2000to2004/2004-ais-and-klinefelters.html 2004 筆頭著者
http://www.hawaii.edu/PCSS/biblio/articles/2005to2009/2006-atypical-gender-development.html 2006 共著


>同性愛は動物でも普通。
動物は誰がオスで誰がメスかわかっている。この鹿は普通の鹿。メスはこう見える。出生時に去勢するとメスのように見える。ただし、生まれた時に去勢をしてもオスの行動もする。マウンティングをする。動物も、去勢されても「自分は男」とわかっている。


:実は,動物で去勢したり,ホルモン投与などの処置を,行わないで自然に同性愛行動がみられる種が沢山あります。それなのに,上記のような説明をしたとしたら,まったく意味がない。
動物の同性愛・両性愛
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9%E3%81%AE%E5%90%8C%E6%80%A7%E6%84%9B
http://en.wikipedia.org/wiki/Homosexual_behavior_in_animals

特筆すべきはヒツジで,2003年のCharles E. Roselli博士ら(オレゴン健康科学大学)の研究によると、オスの同性愛(雄羊の8%で発見された)は「ヒツジ性的二型核」(oSDN)とよばれる雄羊の脳の領域と関連があります。同性愛を示すオスのヒツジのoSDNは異性愛のオスのそれの半分の大きさなのです。その他ゲイのペンギンはニュースになったし,霊長類でも日本サル,ボノボは有名です。
 
 
>Q 女性ホルモンの影響は?


A 女性ホルモンを投与しようという実験はあったが、胎児にはよくない。たいていの場合、中絶にいたる。女性ホルモンの効果の方が100倍強い。問題がある。
DES SONSというグループ(1950~60・妊娠中のお母さんに女性ホルモンを投与する)
これは流産に至ったことが多い。中絶にならなくても、その影響かどうかわからないがトランスセクシュアルになる可能性が高い。さきほど政治的なとおっしゃいましたが、ある日めざめてトランスになろうと思ったのではなくて、ある人たちはそう主張しているだけのこと。


:ここらは,通訳が原稿がなくて追い付いていけないのか,滅茶苦茶です。合成非ステロイド型エストロゲンのジエチルスチルベストロール(DES)は流産の防止薬としてかって(1940-1970年)使われました。天然のエストロゲンより強力です。DESのE2とERの結合を50%阻害する濃度は0.4nMです。エチニルエストラジオールは50nMでした。
http://www.cdc.gov/des/consumers/sons/index.html
http://en.wikipedia.org/wiki/Diethylstilbestrol
妊娠中に母親がDESを使うと,外陰がんなどの深刻な影響を及ぼしDES-daughterと言います。息子の場合は,それほどの影響はないのですが,精巣上体嚢腫,不妊,稀ですが,インターセックス,MTF-GIDが起きるそうです。
この事から,母親が妊娠中に摂取した薬(DESや内分泌攪乱物質)のせいで,ISやGIDと言う説がでるのですが,後ろ向きの研究でサンプルにバイアスがかかり,政治的にも利用されています。Wikipediaのページには記載されてますが,CDCのページには,大きくなく文献集で取り上げているだけです。
DESは内分泌攪乱物質として知られています。


今日はこの辺で。


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